【無印良品】西友から生まれた無印。実はロフトや吉野家とも関係があった!
- 無印のある暮らし
- 2021年8月2日
- 読了時間: 2分
無印良品、実はロフトや吉野家、パルコ、FamilyMartなどとも縁が深いということをご存じでしょうか。
今回はそんな無印良品の知られざる歴史について話したいと思います。
○西友発の無印。兄はFamilyMart。
時は1970年代、量販店各社は自社ブランド商品を開発、販売に力を入れていました。この流行に乗り遅れまいと西友は1977年、総合ブランドとして「SEIYU LINE」を取り扱い始めます。これが現在の「無印良品」です。
1980年からは西友ストアー、西武百貨店、FamilyMartの一部で無印良品の商品が店頭に並ぶこととなり、その3年後には青山に路面店の初出店を果たします。
と、ここで一つ疑問が。FamilyMartって無印良品より前にできていたの?ネーミング的に最近出来たものとばかり思っていました(笑)
調べてみるとFamilyMart、無印良品の開発が始まる4年目の1973年、実験第一号店として埼玉県狭山市に開店しています。
しかし、この時点ではあくまで「実験」であり西友の事業としては発足していません。そう、正式に「ファミリーマート事業部」として西友に発足されたのは1978年なんです。
と考えるとFamilyMartは無印良品の兄であり弟でもあると言えますね。
ちなみに現在ではFamilyMartで無印良品の商品は販売されておらず、一部のローソンにて販売されているそうです。

○パルコ、ロフト、吉野家...セゾンが作った大企業
西武百貨店、ロフト、パルコ、西友、無印、ファミマ、吉野家...ほかにも数多くの企業がありますが、これらの企業はかつて存在した「セゾングループ」という大グループの内にまとめられていました。
セゾングループは西武鉄道を創業した堤康次郎氏の次男である堤清二氏が西武企業グループから独立させたグループです。全盛期には100の企業をまとめ上げ、一時代を築きました。
このように考えると無印良品はこれらの企業と家族的な関係とまでは言い難いですが縁の深い仲だと捉えることができるような気がします。

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