【雑学】無印良品で流れる店内BGMのチカラの入れようが凄すぎた!
- 無印のある暮らし
- 2021年8月1日
- 読了時間: 2分
無印良品へ行くと軽やかなBGMが店内で流れており、お買い物気分を盛り上げてくれます。 実は無印良品、店内BGMへのこだわりはかなり強いらしくその力の入れようは相当なものでした。今回はそんな店内BGMを詳しく見ていきます。
○MUJI BGMとは
無印良品では、店内BGMも大切な売場環境の一部と捉えており、売場全体で「感じ良いくらし」を生活者に提案することを目指し2001年からは「MUJI BGM」としてCDをリリースしました。
現在、「BGM2」から「BGM25」の計24枚を発売しておりその収録曲数は327曲に上ります。
2021年5月19日からはコロナ禍で在宅時間が増えたことを受け、いつでも気軽にBGMを聴くことのできるよう、各種ストリーミング音楽配信サービスにてBGMの配信を開始し話題になりました。
年4回の更新予定で、初回は「初夏を過ごす」をテーマに「MUJI BGM Summer」が配信されています。
ちなみに「BGM1」は日本の6アーティストをまとめて収録されているんだとか。

○MUJI BGMのCDは優しさから生まれた
MUJI BGMの製作者である庵豊さんは以前の取材で次のように話されています。
店内でかけていると、お客さまからオーダーをいただくんです。あれを家で聴きたい、と。当時の無印良品は西友の一部門でした。お客様をとても大切にしていましたので、差し上げて喜んでいただけるなら、コピーをとって差し上げようと始まりました。カセットですね、当時は(笑)。ところが、手に負えないほどたくさんのご要望いただくのでCDを作ることになりました。 出典:ONTOMO
このように「お客様第一」という考え方である無印良品であったからこそCD化がなされたのですね。感動するお話です。
○世界各地の街並みをイメージ
現在、16の世界各地の国や地域の街や歴史をテーマにBGMは作られており、それらはすべてBGM作成のために現地へ行きその地域で活動している音楽家に依頼、さらにはレコーディングさえも現地で行っているんだそう。
例えば、「BGM2」ではパリのメトロミュージシャンによる演奏、最新の「BGM25」ではアイルランドの元ミュージシャンによるオリジナルレコーディング、といった具合です。
○2014年、音楽レーベル設立
無印良品を企画する良品計画は2014年、ついに音楽レーベルを立ち上げます。その名も「MUJI LABEL」。
「MUJI BGM」シリーズとは別に「MUJI BGM+」という名のシリーズも併せてリリースされています。
○まとめ
今回見てきたように、ここまで店内BGMにこだわっている企業は数少なく、無印良品の特徴の一つとも言えます。
MUJI BGMをかけ、お家時間をいつもとは少し違った雰囲気で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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